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ピーターパンはうらやましいのか。

e0145278_2337486.jpg こんばんは、的場です。
 先日、セブ島の向かいの島「ネグロス島」で仕事だったため、そのままネグロス島で一番大きな街、「ドゥマゲッティ」に泊まりました。 一番大きいと言っても、街の栄えている辺りでも、端から端まで30分程度で歩けます。 マリンビレッジからドゥマゲッティまでは、定期船とバイクを乗り継いでも、一時間弱で到着するのですが、ドゥマゲッティに宿泊するのは今回が初めてでした。

 とにかく、だらっとしようと決めていたので、気が向いたら飲み、食べ、ぶらぶらし、寝たり起きたりしました。 その途中、バーで、一組のフィリピン人兄弟(姉、妹、弟)と仲良くなりました。 ドゥマゲッティに住む彼らは、20代前半で、僕とほぼ同年代。 みんな派手で不良っぽい。 ほぼ無職で、あまりお金もない。 コンスタントに貧しければ気にならない。 彼らの隣に座っていたため、どちらからともなく話しかけ、お互いに大して酔っていないものの、なぜか大盛り上がり。 とてつもなく下らない話題で笑い転げ、たった数時間でしたが、彼らと別れた後は、驚くほど彼らが恋しくなりました。
 はたから見れば、いい若者が無駄なエネルギーを使い合っているように見えたでしょう。 実際そうですが。 しかし、あれほど無防備に他人と笑い合えたのは、高校生活以来だと思います。 彼らは何も特別なことをしてくれたわけではないのですが、そこがすごく良かったのだと思います。 何も気にせず、心を開き、大きく口を開き笑っていてくれました。   彼らの日常のなかでは、それは大した出来事ではなかったはずです。 いつも、ぶらぶらしながら、仲良く笑い合っているようです。 働けよ、とは思わないし、彼らと暮らしたいとも思いません。


 人は、やはり何年かに一度だけでも、死ぬほど笑うことがあったほうがいいのだと思います。 ピーターパンのように、一生子供でいることは不可能ですが、やはり爆笑しあえる友人も大切ですし、知らない仲だから、何も気にせず笑い合えることもあるのでしょう。
 すごく近所に泊まってきただけなのに、旅を終えてきたような清々しい気分になっているのは、初めての土地で、その土地の優しい人たちに会えたからだと思います。 優しい人たちに出会えると、それだけでその土地と、その旅自体の印象が良くなります。
 今回出会えた彼らが、もし日本に行くようなことがあれば、優しい日本人にだけ出会えますように。 

 関係なのですが、写真はリロアンの満月と夜明けです。e0145278_031460.jpg
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by michihiromatoba | 2008-03-31 00:35

最近の出会い

 

こんばんは、的場です。 下にはりつけた写真は、ここ10日間マリンビレッジに滞在していた、ダイバーのDOMINIQUE (ドミニク:写真右)と、その家族です。 ワイフと息子。 フランス人のドミニクは、パリでの講習明け、初めてのファンダイブをセブで潜りました。 楽しかった。 僕は。

 ドミニクは夜(お酒の場)になると、よくしゃべるようになる。 

 しかし、飲むのは僕、しゃべるのは彼。 毎晩、ビール1本で顔を赤らめていました。
 「ワインなら何リッターでも飲める」 らしい。 

 飲みの席での酔っぱらいへの対応は、日本もフランスも、フィリピンだって、万国共通。 笑顔と真顔を交えながら、それっぽい返事をしておくのみ。 急な質問は回避不能。

 ドミニクは別れの夜に、「パリに遊びに来てくれ。 これは航空券代だよ」 と、こっそり20ユーロを握ってよこしました。 価値はよくわからないのですが、ここにいる僕にとって、これが大金であることは間違いなさそうです。 20ユーロじゃパリには行けませんが、初めて本物のユーロを見たことと、実際にパリに住んでいる知り合いができたこととで、モチベーションは高まるばかり。

 想像してしまう。 パリでステキな料理とワインに酔いしれながら、ステキなパリの街とパリジェンヌに心を溶かされる。
 フランス料理かー、楽しみ。 今、一番食べたいものを想像してみる。

 そば。

 思い出してしまった。 僕は日本そば大好き。 

 さらに昨夜、滞在中のゲストが日本のカップラーメンをくれました。 カップラーメンも大好き。

 食べたいものなんて、数え上げたらきりがない。 誰だってそう。 しかし、質問されると「なんでもいいよ」って言ってしまうのはなんでなんだろう。



 
 
 ドミニクの下にでてくるのは、アポ島でTシャツを売る、アポ島の先住民「アポおばちゃん」の写真です。 常々思っていたのですが、「アポおばちゃん」たちは、全然おばちゃんじゃない。 かなり若い。 総動員すると30人くらいいるので、中にはおばちゃんや、おばあちゃんもいるかも。 若干名。

 しかしまあ、想像してみると、「アポには物売りのお姉さんたちがいるので、興味のある方は現金のご用意を。」 なんて言ったら、間違いなく、いやらしい妄想をかきたててしまう。 僕はそうだと思います。
 なるほど。 やっぱり「おばちゃん」て呼びますね。 失礼ですが。

 彼女たちは、お土産が売れようと、そうでなくとも、絶対に笑顔を絶やさないし、悪態なんてまずつかない。 自分の物だけ売れなかったとしても、卑屈になんかなりません。 ステキなおばちゃんたち。 見習うところだらけです。 僕は彼女たちとは大分仲がいいと思っています。

 カメラを向けると、彼女たちは絶品の笑顔をくれました。 仲良しですものねー。

 「ミッチ。 ステキに撮ってね」
  僕の下の名前はミチヒロ。 頑張るよ。

 「写真を撮ってくれるってことは、もうフィリピンを離れるってことよね?」
  寂しがってくれているのかしら。 今日は、たまたまカメラを持っていただけです。

 「え? じゃあまたアポに来るの?」
  当たり前じゃないすかー。 また会いに来ますよー。
 
 「ミッチ。 こっちは忙しいんだから、マギラワシイことはやめて。」

 即、撤収。

 すごいなー、プロフェッショナル。 まだまだ僕の片思いでした。

 
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by michihiromatoba | 2008-03-18 00:05

棟梁

e0145278_22585044.jpg 的場です。 写真の男、彼は僕らのスタッフハウスを造ってくれている大工チームの棟梁です。

 彼とはたまに建築中のスタッフハウスで顔を合わせます。 僕は工事の進行状況を見に行くのですが、彼が話題にするのは酒と女のことばかり。  
 彼の口からはそれ以外、何の話題もでてきません。 初めて会った当初は、「男代表みたいな奴だ」、なんて思ったものです。

 ちなみに彼の口癖は、「ダグハンチークス」です。 「セクシーな女の子がいっぱい」って意味です。

 今日も、ぶらっと現場に行ってきました。 すると、いぶかしげな顔をして棟梁が黄昏れていました。 何かしら、悩めることでもあるのかと、彼の正面に回ってみると、鼻毛を抜いていました。 しかも、建設中の建物に全く背を向けて、海を眺めていました。

 僕に気づくと、急にニヤケ顔で寄ってきました。 たぶん、僕もニヤケていました。

 「マトバ。 そういえば、1月31日はなんで家に来なかった??」
   憶えてない。 というか、いつの話題だよ。

 「マトバ。 新しい部屋に入る日には、やるべき行事があるんだぞ。」
   それは初耳。 さすが棟梁。 教えてくれ。

 「ビールをたくさん部屋に持ち込んで、自分の入居を祝うんだ。」
   なるほど。 それはならってみよう。

 「トゥバも1ガロン持ち込んだ方がいい。」
   ガロンすか? トゥバというのはココナッツを発酵させた、どぶろくみたいな酒。

 「そして、女を連れ込め。」
   •••••。

 「ドゥマゲッティに行ってみな。 ダグハンチークスだぞ。」
   でた。 ダグハンチークス。 ドゥマゲッティとは、一番近い街のこと。

 「そしたら、俺を呼べ。」
   やっぱり。。。


 しかし、彼はただのエロオヤジではありません。 多分。 なにしろ、棟梁なのです。 ものすごく、大工仕事ができるはず。 しかも、何十人という部下を引き連れています。

 きっと僕の何倍も稼いでいて、ステキな家に住み、楽しく飲んだくれているはず。 はず。 
 生活とは関係ありませんが、生来、彼はきっとコンプレックスとか、一切無いタイプの人間です。

 よく考えると、ちょっとうらやましい。 どう見ても自由奔放だし、でも、棟梁だし。 きっと飲んだくれながら、楽しく下ネタを語り、居心地の良い人生を全うするのかもしれません。

 うらやましい。 というか、むしろ、ああなりたい。 自分でもびっくりですが、彼のような大人になろうかな、なれたらしあわせなんだろうな、なんて真面目に考えています。

 まずいか。 いや、最高だ。

 しばらく彼を観察してみることにします。




   
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by michihiromatoba | 2008-03-12 23:51

HALAS

e0145278_22501482.jpg こんばんは、的場です。 3月7日〜11日まで、千葉大学のダイビングクラブ「OUT KROG」の春合宿担当のため、近所にあるANNEX(別館)に行っておりました。

 千葉大学の学生17人が参加のツアーだったのですが、改めて、10代後半〜20代前半の若人の、有り余るエネルギーを実感しました。 僕自身、学生の皆さんにお会いするまでは、「僕とあまり歳は変わらない。」という認識だったのですが、、、まるで違った。 何が違うのか、数年前学生だった頃の僕と照らし合わせようとしてみたのですが、何せ自分の学生時代がよく思い出せない。。。 ので、照らし合わせることはやめて、客観的に接してみました。

 千葉大学の皆さんからは、「みんなで楽しもう、合宿を成功させよう」 という意識が、ヒシヒシと感じられました。 この合宿においての、各々のポジションというものを少なからず理解していたのかもしれません。 17人もいるのに、分け隔てなく、仲が良いように見えました。 あるいは、仲が良くなったのかもしれませんね。

 同じ目的を持った若人たちは、相乗効果もあり、それぞれが、個人のみでもまぶしく見えてしまいます。 (例えるなら、一等星みたいなものかな。)

 そういった個人が集まると、各々は違う光であっても、非常に強い意思の塊のようにさえ見えてしまいます。 (これは、星座のようなものかな。)

 場合によっては、若いパワーは、、まぶしすぎて直視できないほどです。 恋愛なんて、まさにそうかもしれません。 若く、熱く恋愛を語る人々が集まってしまうと、そのエネルギーだけで地球が温暖化してしまうんじゃないかと思っちゃいますね。

 いわゆる学生運動のエネルギーなどは、まさに銀河並みのまぶしさを放っていたのかもしれません。

 今回担当させていただいた千葉大学の皆様は、本当に個性に富んでいました。 デザイン工学、薬学、バイトは水泳のコーチ、ジムの事務、、、などなど、いろいろな方が、同じ合宿に参加されていました。 いやー、まさに銀河のごとく、奇跡の集合体だと思います。

 これからも、止むことなく、ガンガン、ギラギラ輝き続けてください。 というか、輝き続けていきましょうね。 千葉大学の皆様のますますの御発展を、心の底からお祈りしております。 


 ちなみに写真は、千葉大学の学生様たちがジャグジーでビールを楽しんでいるころに、ローカルスタッフが見つけてきた、HARAS(蛇:ビサヤ語)です。

 カメラを持っていなかったため、携帯電話の内蔵カメラにてパチリ。

 フィリピンでは、ADOBO(ショウガや砂糖醤油で煮たもの)で食べたりします。 「フィリピンバイアグラ」だそうです。

 星座の輝きを取り戻したくなったら、食べてみよう。。。
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by michihiromatoba | 2008-03-11 23:45

楽しければ問題無い。

e0145278_2329545.jpg 的場です。 本日は休みだったので、カメラを持って、向かいの島にある「YUTA」というポイントに行ってきました。

 本日はお客様が少なく、ファンダイブ目的も含め、スタッフの方が多かったー。 ちなみにお客様は二人。 どちらも常連で、ステキな姉さんと、謎の中華系日本人です。

 到着した時の透明度や、風、波など、あまり良くはなかったのですが、そこはガイドのGUCHIさん、AZUMIさんが、どんどん謎の生物たちを紹介してくれたおかげで、「やっぱりYUTAはすごーい。」と、超好印象で帰ってきました。

 さらに、高波の中も、マリンビレッジのボートクルーたちはてきぱきと何食わぬ顔で仕事をこなし、漁師の余裕を見せてくれました。 彼らのバランス感覚はやっぱりすごい。

 潜ってしまえば、さすが、YUTA。 必ず新たな発見がある。

 本日休みだったこともあり、ボートクルー、ガイド、海、改めて客観的に観察することができたのですが、スタッフの僕でも、やっぱり客としてくるならここがいい、と再確認しました。


 写真は、撮ろうとおもったらエラしか撮れなかったウミウシ、です。
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by michihiromatoba | 2008-03-06 00:14

はじめます。


 e0145278_22174193.jpg ブログに参加することになりました、的場です。 よろしくお願いいたします。

 今月の一日から参加しようかと考えていたのですが、一日、二日とたまたま連休をいただけたので、セブシティまで焼き肉を食べに行っていました。 いつ行ってもセブは、リロアンより3℃くらい暑い気がします。 ふと思い返すと、ここ三か月くらい、水に入らない日は無かったため、尚さら暑さに拍車がかかったような気がして、朝からビールが手放せませんでした。 そして、やっぱり有名な焼き肉屋さんは、ウィスキーもおいしい。
 


e0145278_22411772.jpg 今回は、ものすごく個人的な内容だけを少々書かせていただきましたが、今後は、くだらなくとも微笑ましいリロアンの小話を、できる限り日を空けずにアップしていく所存です。 
 ちなみに写真は、セブに行く前の日(2008/02/29)に、ハウスリーフで撮った「イバラカンザシ」です。

 では、改めまして、よろしくお願いいたします。 
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by michihiromatoba | 2008-03-03 22:53