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Time's story

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実家に帰ると、茂みのなかに犬小屋を発見。

愛犬のシロが飛び出してきた。

なんだかすごく懐かしい気がして、なんで俺はこいつにこんなに構ってなかったのか少し疑問。

シロもかなり久しぶりのため、全力で尻尾を振りながら、もう嬉しすぎてどうしていいのか分からない様子。

嬉しい、嬉しい! 遊んで、遊んで!

よし、散歩にいくぞ!

と、家を出ようとしたところで、真っ黒い野良犬がふらっと家に入ってきた。

凶暴そうなやつ。

シロは、せっかくの楽しい時間を邪魔されてなるものかと、威嚇の唸り声を上げる。

黒犬はシロの倍ちかい巨体。

シロ、ここは俺に任せろ。

黒犬も僕に向かって飛びかかってくる。

今から久々にシロと遊ぶんだから、さっさといなくなれ!キック。


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つま先に確かな衝撃が。




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なんか変だと思った。

そうか、シロは13年も前に死んだんだった。


夢だったけれど、シロを撫でまわした感触はくっきり残っている。

もうちょっと遊びたかったな。

しかし、守ってやろうとしたら夢で怪我するし、あいつは何か僕に恨みでもあったのかな。

いや、13年ぶりでも、あいつはきっとああやって喜ぶんだろうな。

確信がある。


今週は海水がとてもしみた。

足先に痛みを感じる度、シロを思い出せるので、まんざら無駄な怪我でもなかった。

次はいつ会えるかなー。

七夕みたいだ。



↓ボツ案
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迫力に欠けるから。
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by michihiromatoba | 2013-07-27 13:53

−30mから見上げる太陽

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カメラを持って、たまのファンダイブ。

水深30mに住むムレハタタテダイを撮りながら、ふと、おそらくは相当せまいであろう彼らの生活範囲に、しんみりした気持ちになってしまった。


水深30mからの太陽しか知らないんだ。


この水の世界には、ちょっと上に終わりがあって、そこには波が立っていて、その上には空気の世界があるなんて、どう背伸びしても見に行くことはできない。


どちらも見ることができるのは、人間と、あとは一握りの生き物たち。



まあ、そんな世界のことはムレハタタテダイには伝えようがないし、伝わったとしたら、とても惨めな気持ちにさせてしまうかもしれない。

世界はそういう生き物で溢れているということだけ、覚えておこう。


明日からまた6日間、ガイド中は物思いにふけらないようにしなきゃ。
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by michihiromatoba | 2013-07-20 13:56

よぅ、久しぶり。

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久々にこの場所でマンタに会った。

この目を合わせてくる感じ、以前会っているマンタだな。

お互い、自分くらい大きい生き物に出会うことがなかなかないから、よく観察し合ってしまう。


俺、マトバ。 またな!
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by michihiromatoba | 2013-07-20 13:17

運とかではないんだけど、、、

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初日のジンベエサーチでは、影すら現れず、迎えた2日目の午前中も虚しく時間だけが過ぎた。

諦めたわけではなかったのだけれど、スケジュールを考えると、そろそろ移動しないと、、、。

しかし、ゲストの狙いは何よりジンベエ! 予定を変更し、午後もジンベエを探すことに。

灼熱に感じる太陽に焦がされながら、この2日間続けてきたサーチを繰り返す。

ジンベエを発見するのは時間の問題なのだけれど、こうなってくると時間が問題。




しかし、あっけなくタイムアップを迎えた。

ジンベエサーチは諦め、ダイビングの準備を始めたときだった。
前方を行くボートから何人かが慌ただしく海に飛び込んだ。

ジンベエだ!

我々もスノーケルで飛び込む。

思いがけず長い時間、ジンベエと並走することができた。

急に訪れた幸福劇の余韻に浸る間もなく、今度こそダイビングへ。

これまで3本同じところで潜り、ジンベエに会うことができなかったポイントだけれど、妙に期待が高まる。




そして、その時は訪れた。

ダイビング開始20分弱だった、ガイドのマウルーフの鈴が鳴り響き、直後、真っ正面からジンベエザメは訪れた。

見慣れているにも関わらず、高揚した。

最後の最後、ギリギリで、ここまでの不毛な繰り返しを、一発でゼロにしてくれた。

運なんて信じていないものの、大げさかもしれないけれど、努力よりも運なのかと苦笑してしまう。

月並みですが、普段より疲れても喜びはヒトシオでした。
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by michihiromatoba | 2013-07-17 16:11