LONG VACATION その2

e0145278_21303984.jpg  こんばんは、的場です。 昨日のブログの続きを載せます。

 宿泊していたリゾートを出る間際に、「近くに動物園があるから、僕のバイクを使って行ってみたら?」 と、リゾートのスタッフに声をかけられた僕。 聞くところによると、目と鼻の先らしい。 ということで、バイクを借りていざ出発。
 10年くらい前は「的場は単車の運転うまいなー。」なんて、みんなに言われていたものですが、ここ数年はまるでバイクに乗っていなかったため、すごく安全運転。 何せ、ケガをしたくない。 守るべきもの(今で言うと、仕事)ができると、人は強くなると言いますが、同時に弱点もできるということでしょうか。
 スッカラカンのタンクに、近所のサリサリ(駄菓子屋みたいなもの)で買った1リットルのガソリンを入れる(コカコーラの瓶に入っている)。
 
 走れど走れど、田んぼや小さい街が視界をかすめて行くばかり。 かるく不安に駆られる。。。
 30分くらい走ったころ、本当に、まさに奇跡的に、たまたま目を見やった小さな看板に「パラダイス、ズー」と書いてあった。 もう二度と探し出せないのでは無いかと思う、それくらい、偶然見つけた。

 入り口はただのサリサリ(駄菓子屋)にしか見えないが、明らかに看板がある。

 そこをバイクでくぐり抜けると、小さいかごに大きい猿が入って大暴れしている。 相当ストレスがたまっている模様。 何となくそのかごに気をとられながら、サリサリの入り口を見ると、もう一匹ワンピースを身にまとった猿と、いきなりはち会わせる形になってしまった。 びっくりしすぎて殴りそうになった瞬間、それが言葉を発する。 
 「入園料10ペソ」 
 
 自分を落ち着かせ、たっぷり時間をかけてまばたきをして、あらためてそれを覗き込んでみると、何のことは無い、ただの老女でした。 
 お金を払うと、さらに一言、
 「冷たいビールや、ラムもあるよ。」
 ありがとう。 僕のまたがるバイクは見えていないようですね。

 きっと、バイクや車、飲酒運転のルールなんて大して意味を成さない時代から、彼女は毎日「入園料」を徴収し、まるでマニュアル通りに「冷たいビール、ラム」を売り続けてきたのだろう。

 入園料を払い、老女に手を引かれ、中へと進む。 「この先の建物の中には、世界中の生き物が見られるんだよ。 ひひひ。」 と言う彼女を見直すと、なんと全然違う人に連れられていた。 いつの間に? ポルターガイスト動物園ですか。。。
 お化け屋敷に踏み込んでしまった僕のもとに、一本の電話が入る。 バイクを貸してくれた彼からだ。

 続きはまた次回。 おやすみなさい。

 写真は、動物園「パラダイス ズー」で見かけた野生のパイナップル。 恐怖の動物園で見かけたそのパイナップルは、僕にひと時ばかりのパラダイスを思い起こさせてくれました。
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by michihiromatoba | 2008-04-29 22:36
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