2008年 03月 31日 ( 1 )

ピーターパンはうらやましいのか。

e0145278_2337486.jpg こんばんは、的場です。
 先日、セブ島の向かいの島「ネグロス島」で仕事だったため、そのままネグロス島で一番大きな街、「ドゥマゲッティ」に泊まりました。 一番大きいと言っても、街の栄えている辺りでも、端から端まで30分程度で歩けます。 マリンビレッジからドゥマゲッティまでは、定期船とバイクを乗り継いでも、一時間弱で到着するのですが、ドゥマゲッティに宿泊するのは今回が初めてでした。

 とにかく、だらっとしようと決めていたので、気が向いたら飲み、食べ、ぶらぶらし、寝たり起きたりしました。 その途中、バーで、一組のフィリピン人兄弟(姉、妹、弟)と仲良くなりました。 ドゥマゲッティに住む彼らは、20代前半で、僕とほぼ同年代。 みんな派手で不良っぽい。 ほぼ無職で、あまりお金もない。 コンスタントに貧しければ気にならない。 彼らの隣に座っていたため、どちらからともなく話しかけ、お互いに大して酔っていないものの、なぜか大盛り上がり。 とてつもなく下らない話題で笑い転げ、たった数時間でしたが、彼らと別れた後は、驚くほど彼らが恋しくなりました。
 はたから見れば、いい若者が無駄なエネルギーを使い合っているように見えたでしょう。 実際そうですが。 しかし、あれほど無防備に他人と笑い合えたのは、高校生活以来だと思います。 彼らは何も特別なことをしてくれたわけではないのですが、そこがすごく良かったのだと思います。 何も気にせず、心を開き、大きく口を開き笑っていてくれました。   彼らの日常のなかでは、それは大した出来事ではなかったはずです。 いつも、ぶらぶらしながら、仲良く笑い合っているようです。 働けよ、とは思わないし、彼らと暮らしたいとも思いません。


 人は、やはり何年かに一度だけでも、死ぬほど笑うことがあったほうがいいのだと思います。 ピーターパンのように、一生子供でいることは不可能ですが、やはり爆笑しあえる友人も大切ですし、知らない仲だから、何も気にせず笑い合えることもあるのでしょう。
 すごく近所に泊まってきただけなのに、旅を終えてきたような清々しい気分になっているのは、初めての土地で、その土地の優しい人たちに会えたからだと思います。 優しい人たちに出会えると、それだけでその土地と、その旅自体の印象が良くなります。
 今回出会えた彼らが、もし日本に行くようなことがあれば、優しい日本人にだけ出会えますように。 

 関係なのですが、写真はリロアンの満月と夜明けです。e0145278_031460.jpg
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by michihiromatoba | 2008-03-31 00:35